準中型免許の費用はいくら?普通免許ありなら教習は13時限から。給付金と取る前に確認したいこと

3t・3.5tクラスのトラックに乗りたいと思ったとき、気になるのが準中型免許です。
「教習所にいくらかかるのか」「普通免許を持っていると安くなるのか」「補助は使えるのか」と調べている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、群馬県の教習所の料金例、法令で決まっている教習時間、受講料の一部が戻る国の給付金、そして自分で費用を払う前に確認したいことをまとめました。
まずはここだけ!この記事のポイント
- 準中型免許の費用は、今持っている免許で大きく変わります。群馬の教習所の例では、普通免許(MT)ありで約19万円、免許なしで約39万円です。
- 法令で決まっている技能教習の時間は、普通免許(MT)ありなら13時限、免許なしなら42時限です(1時限50分)。
- 雇用保険に一定期間入っている人は、指定講座なら受講料の20%(上限10万円)が戻る「教育訓練給付」を使える場合があります。
- 2017年3月11日以前に普通免許を取った人は、準中型を一から取る必要はありません。まず免許証の条件欄を確認しましょう。
準中型免許とは?3t・3.5tトラックで必要になる理由
準中型自動車は、車両総重量3.5t以上7.5t未満、または最大積載量2t以上4.5t未満の車です(道路交通法施行規則第2条)。
2017年3月12日以降に取った普通免許で運転できるのは、車両総重量3.5t未満・最大積載量2t未満の車までです。最大積載量が2t以上のトラックは、車両総重量に関係なく準中型自動車に当たります。3t・3.5tクラスのトラックも、準中型の範囲です。
自分の免許でどの車に乗れるかは、免許を取った時期で変わります。詳しくは3tトラックはどの免許で乗れる?の記事で、車検証と免許証の見方をまとめています。
準中型免許の費用の目安(群馬の教習所の例)

群馬にった自動車教習所(太田市)の公式サイトに載っている、準中型車の教習料金は次のとおりです(税込、2026年10月26日確認)。
| 今持っている免許 | 教習料金(税込) |
|---|---|
| 普通車(MT) | 186,820円 |
| 普通車(AT) | 214,980円 |
| 自動二輪 | 321,460円 |
| なし・原付 | 388,340円 |
| 準中型5t限定の解除(MT) | 102,960円 |
| 準中型5t限定の解除(AT) | 131,120円 |
普通免許を持っている人は、免許なしの人の半分以下の費用で済みます。料金は教習所ごとに違うので、通える範囲の教習所をいくつか比べてみてください。
料金表以外にかかるお金
教習が予定どおりに進まなかったときは、追加の料金がかかります。同じ教習所の例では、追加技能教習が1時限7,040円、検定の補習が7,040円、検定の再受験が7,700円です(税込)。
また、教習所を卒業した後、運転免許試験場(群馬県なら総合交通センター)で免許証を受け取るときに、受験・交付の手数料がかかります。金額は群馬県警察の案内で確認してください。
費用は「今持っている免許」で変わる:法令で決まった教習時間
教習所の料金に差が出るのは、受けなければならない教習の時間が、今持っている免許によって法令で決まっているからです(道路交通法施行規則 別表第四)。
| 今持っている免許 | 技能教習 | 学科教習 |
|---|---|---|
| 普通免許(MT) | 13時限 | 1時限 |
| 普通免許(AT限定) | 17時限 | 1時限 |
| 大型二輪・普通二輪 | 40時限 | 3時限 |
| なし | 42時限 | 27時限 |
※マニュアル車の準中型免許を取る場合。1時限は50分。
普通免許(MT)を持っている人なら、技能13時限・学科1時限が最低の時間です。法令では、この時限数は「技能の修得状況に応じ延長する」とされています。
つまり、運転に慣れるまで時間がかかれば、教習が増え、そのぶん追加料金がかかります。
AT限定の普通免許の人は
AT限定の普通免許から、マニュアル車の準中型免許を取る場合は、技能教習が17時限になります。AT限定の準中型免許もあり、AT限定の普通免許からなら技能13時限です。
ただし、AT限定の準中型免許では、マニュアル車のトラックは運転できません。応募先のトラックがマニュアル車かオートマ車かを確認してから、どちらを取るか決めると安心です。
2017年3月11日以前に普通免許を取った人は、まず免許証を確認
準中型免許ができたのは2017年3月12日です。それより前に取った普通免許は、取った時期によって次のように扱われます。
- 2007年6月2日〜2017年3月11日に取った普通免許:準中型(5t)限定の免許として扱われる
- 2007年6月1日以前に取った普通免許:中型(8t)限定の免許として扱われ、準中型の範囲の車は運転できる
5t限定の人は、準中型を一から取るのではなく、「限定解除」を受けると、車両総重量7.5t未満・最大積載量4.5t未満の準中型の範囲まで運転できるようになります。
上の教習所の例では、限定解除の料金は10万円ほどで、新しく取るより安く済みます。
そもそも、応募先のトラックが5t限定の範囲で運転できる車なら、限定解除が必要ない場合もあります。
費用を抑える方法
教育訓練給付(国の給付金)を使う
準中型免許の費用に使える補助・給付金として、国の「教育訓練給付」があります。雇用保険に入って働いている人や、仕事を辞めて間もない人が使える場合があります。厚生労働大臣が指定した講座を受けて修了すると、払った受講料の一部がハローワークから支給される制度です。
ハローワークの案内によると、一般教育訓練給付金の内容は次のとおりです。
- 支給額:受講料などの20%(上限10万円。4千円以下の場合は支給なし)
- 対象者:雇用保険に入っていた期間が3年以上(初めて使う人は1年以上)。仕事を辞めた人は、辞めた日の翌日から受講開始までが1年以内
- 対象外:受講開始日の前日から3年以内に、教育訓練給付金を受けたことがある人
- 申請:教習を修了した日の翌日から1か月以内に、ハローワークへ
すべての教習所・コースが対象ではありません。給付の対象になる講座は、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で、地域や講座名から探せます。申し込む前に、教習所とハローワークで対象になるか確認しておきましょう。
先に会社の車と支援を確認する
自分で準中型免許を取る前に、働きたい会社で確認しておきたいことがあります。
- 最初に乗る車は、今の免許で運転できるか
- 準中型が必要になるのは、どの車に乗るときか
- 免許の取得費用を会社が負担・補助する制度があるか
今の免許で乗れる車から始められる会社なら、働きながら、自分のタイミングで準中型を取ることもできます。
準中型免許を取るまでの流れ

普通免許を持っている人が、指定自動車教習所(公安委員会が指定した教習所)に通う場合の流れです。
- 教習所に入所する(持ち物は教習所の案内で確認)
- 技能教習(普通免許MTありなら13時限から)と学科教習を受ける
- 卒業検定に合格し、卒業証明書を受け取る
- 運転免許試験場(群馬県なら総合交通センター)で適性試験などの手続きをして、免許証の交付を受ける
卒業証明書があると、試験場での技能試験は免除されます。卒業証明書は、卒業検定から1年以内に使う必要があります(道路交通法第97条の2)。試験場で必要な手続きと手数料は、各都道府県警察の案内で確認してください。
なお、準中型免許は18歳から取れて、普通免許の経験年数は必要ありません。中型免許は通算2年以上、大型免許は通算3年以上の経験が必要なのとは違います。
よくある質問
- 普通免許があれば、準中型免許は何日くらいで取れますか?
-
法令で決まった最低の教習時間は、普通免許(MT)ありなら技能13時限・学科1時限です。何日で卒業できるかは、教習所の予約の取りやすさや、通える頻度で変わります。教習所の案内で確認してください。
- 教育訓練給付は、誰でも使えますか?
-
使えるのは、雇用保険に入っていた期間などの条件を満たす人だけです。また、対象は指定された講座に限られます。受講前にハローワークで確認しておくと確実です。
- 準中型免許を取ってから応募したほうがいいですか?
-
必ずしもそうではありません。会社によっては、今の免許で乗れる車から始められます。応募先の車両と、免許の取得を支援する制度があるかを先に確認すると、費用をかけずに済む場合があります。
トーモーロジスティックでは、ドライバーを募集中です
トーモーロジスティック(群馬県伊勢崎市)は、公式サイトでドライバー(正社員)を募集しています。確認日(2026年10月26日)時点の公開情報は次のとおりです。
- 募集職種:ドライバー(正社員)。車両は2t(新免許対応車両あり)、3t・3.5t、大型。3t・3.5tのエリアは関東一円
- 応募資格:普通・準中型・大型のいずれかの免許。未経験者OK、ブランクOK。経験・知識・技能、学歴は不問
- 勤務時間:運行スケジュールによる。休日:日・その他
- 給与:月給27万〜40万円。諸手当・昇給・賞与あり、試用期間あり
- 社会保険完備、マイカー通勤可、制服貸与
普通免許の方も応募できます。最初に乗る車や、準中型が必要になるタイミングなど、上記に載っていない点は、問い合わせのときに確認してください。
【公開前に確認】下のリンクは仮です。新しい採用LPが公開されたらURLを差し替えてください。差し替えたらこのブロックを削除します。
まとめ:準中型免許の費用は「今の免許」と「会社の車」を確認してから
- 準中型免許の費用は、今持っている免許で大きく変わる。群馬の例では、普通免許(MT)ありで約19万円、免許なしで約39万円
- 普通免許(MT)ありなら、技能教習は13時限から。慣れるまでかかれば追加料金がかかる
- 雇用保険の条件を満たせば、指定講座なら受講料の20%(上限10万円)が戻る
- 2017年3月11日以前の普通免許の人は、限定解除で足りるか、そもそも必要ないかを先に確認する
- 自分で払う前に、応募先の車と、免許取得の支援があるかを確かめる
出典一覧(確認日:2026年10月26日)
- e-Gov法令検索「道路交通法」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000105
- e-Gov法令検索「道路交通法施行規則」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
- 群馬にった自動車教習所「準中型車・中型車」 https://nitta-drive.com/price/medium.php
- ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html
- 厚生労働省「教育訓練給付制度 検索システム」 https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/
- 警察庁「準中型免許リーフレット」 https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/menkyo/junchuu/semimedium.pdf
- トーモーロジスティック 募集要項 https://tomoroji.jp/2025/07/22/recruit_01/
- トーモーロジスティック 採用情報 https://tomoroji.jp/recruit/





